株式会社平安　創業45周年記念のご挨拶

皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
早いもので、今年をもちまして株式会社平安は、45周年を迎えることとなりました。
これもひとえに、会員様や地域の皆様の温かいご支援やご愛顧の賜と心より感謝申し上げます。

当社は、1970年4月に創業、「兵庫冠婚葬祭互助会」としての基盤を築き、以来、神戸を拠点に西は明石、東は尼崎まで、阪神間の各地域に冠婚葬祭の式場を開設してきました。

創業20周年を前にした、1988年11月には、ＣＩ（コーポレート・アイデンティティ）に取り組み、社名を「株式会社平安」と改め、同社を中核企業として、婚礼や葬祭事業を中心に関連事業を拡充してきております。

その主な関連事業は、贈答品・仏壇仏具販売や霊園墓石のご案内を行う株式会社平安商事、衣裳レンタル（参列者衣裳・お宮参り衣裳・七五三衣裳など）を取り扱うシンデレラ、福祉用具販売・福祉用具レンタル・住宅リフォームの３本柱から成り立つ株式会社あっぷる、平安グループの食品サービスを展開する株式会社シゴーニュです。
これらの事業を通して、ここ数年は、目まぐるしく変化する社会情勢や社会環境、それに伴うお客様のニーズの多様化に、適切にかつスピーディに対応すべく、社員・スタッフ一同がしっかりと知恵を出して話し合い、平安グループとして、また各事業部として、それぞれの力を紡いでまいりました。

その中には新たな事業展開がございました。2013年の春に神戸市西区の玉津と尼崎市の武庫之荘の2地域に「へいあん家族葬ホール たむけ」という、故人様とご家族様の深い繋がりを大切にすることをコンセプトに掲げた、家族葬専用ホールを立ち上げさせていただきました。お陰様で、お客様のニーズを随所に取り入れたこちらの2ホールは、後悔しない家族葬の式場として、地域の皆様に大変ご満足していただいている施設となっております。

また、平安グループの大きな使命でもある社会貢献にも携わりました。
そのひとつは、東日本大震災の折に、平安祭典が行った、葬祭関連商品や物資の被災地への提供、エスタシオン・デ・神戸が行った、東北産の日本酒の披露宴でのサービスなどで、阪神・淡路大震災を経験した神戸の企業としての役割を担った大切な活動となりました。

『平安』という言葉の意味は、やすらかで平穏な日々を過ごすということです。
平安グループは、その言葉のとおり、私達の強みとしての互助会のシステムを通して、「安心」をキーワードに、お客様の日々の暮らしに少しでもお役に立ちたいと願っております。さらには、お客様お一人おひとりが、人生の節目に出会われた時に、その瞬間瞬間をその人らしく生きていただけるよう、力を発揮してまいりたいと思っております。

この想いを実現させるためにも、この度の創業45周年は、5年後に迎えさせていただきます創業50周年に向けての大きな飛躍の第一歩と捉えております。冠婚葬祭事業を中心に、短期的に、また中・長期的に施策や戦略を立て、段階的に遂行して行く予定です。同時に今まで同様、皆様方をはじめ社会に貢献できる企業であるために、平安グループが総力を挙げて、役員・従業員一同、一丸となって一層の努力を重ねてまいる所存でおります。
皆様には、何卒引き続き、ご支援・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様方のより一層のご多幸を心より祈念申し上げます。